当工房について

中田ザビエル工房のホームページをご訪問いただき、誠にありがとうございます。

当工房は、キリスト教にゆかりの深い長崎・浦上の地においておよそ55年、親子2代に亘り、キリスト教の聖像を中心に制作をしております。

30cmほどの小さなものから4mを超える大きな作品まで、合わせて2,000体以上、全国各地の聖像の制作を手掛けてまいりました。

制作工程はすべて手作業で、一体ずつ丁寧に仕上げております。色や大きさなど、お客様のご要望にお応えいたしますので是非一度お問い合わせ下さい。

創業者・中田秀和

創業者、故ドミニコ中田秀和は、1909年、長崎県南松浦郡有川村鯛ノ浦郷(現・新上五島町鯛ノ浦郷)生まれ。

工房開設以前より、初代山口サビエル記念聖堂(山口市・1991年焼失)や浦上教会(長崎市)のフレスコ画、400号の油絵である26聖人殉教画等の絵画・書に作品を残しており、工房開設後は彫塑を多く手掛け、2mの聖母子像、大浦天主堂の信徒発見100周年記念レリーフ、その他30cmから4mまで数百点の作品を残しています。

1982年、72歳にて帰天。教皇ヨハネ・パウロ2世来日記念の胸像が遺作となりました。

【写真】初代山口サビエル記念聖堂壁画制作中の中田秀和